はらたかひろ 略歴 

 1975年生まれ、東京を拠点とする写真家。リスプリントによる作品制作により、家族の積み重ねてきた時間、人類が太古から現在にかけて無意識に宿している記憶を表現することを追求する。被写体の人物に、物との繋がりを想起させる撮影手法で様々な世界観を表現している。また、これまでの日本画家が「切り捨ての美学」によって表現してきた日本の風景の潔い美しさを、写真で追求することをテーマとしている。
小学生時代をブラジルの港町で過ごす。会社員時代から本格的に写真を独学し始め、写真家 三谷浩氏のもとで写真を学ぶ。2007年より「しゃしんかん春家秋冬」主宰。2011年からオランダ留学、2015年からアフガニスタン、2017年からはリトアニアでの活動を経て、20194月より東京を拠点に活動。
それぞれの家族の歴史や繋がりを表現した家族写真、春家秋冬シリーズ(2007)、人の底に脈々と流れる、エネルギーと記憶が混じりあった原始的な根源をかたちにするUNIVERSEシリーズ(2009)を発表。

個展

2019年 5月:「しゃしんかん 春家秋冬 ―リトアニア ・ブラジルー」(「アート・ギャラリー石」 東京/銀座)(アトリエ シャテーニュ企画展)
2019年 3月:「Photo Studio Four Seasons」(リトアニア首相府(Prime Minister’s Office) リトアニア/ビリニュス市)
2019年 1月 :「Photo Studio Four Seasons」(Vytautas Magnus University, Big Hall リトアニア/カウナス市)
2009年11月:「UNIVERSE」(アンティークショップ「ethnica」横浜市)
2007年12月:「春家秋冬」(ギャラリー「Dazzle」東京/青山)

グループ展

2014年 5月:グループ写真展「PRESENT」(ギャラリー「Nadar」東京/南青山)
2013年 9月:生命の森展/ピアニスト重松壮一郎記念イベント(「ギャラリー・モンネポルト」長崎県)
2006年11月:dictionary展(「SEWING GALLERY」大阪府枚方市星丘)

受賞歴

2019年 3月:リトアニア 首相府より感謝状を授与される(リトアニアにおける日本文化の振興及び写真芸術の精神共有に対する功績に対して)
2010年 6月:明治安田生命 マイハピネス・コンテスト入選

学歴

201212月:オランダ社会科学大学院・開発学修士過程修了
20117月:アジア経済研究所開発スクール(IDEAS)/開発学ディプロマ取得
20003月:神戸大学/経営学部卒業

プロジェクト等

2008-2010: 西堀氷川神社アルバム奉納
西堀氷川神社(埼玉県)の巫女さんからのご依頼から始まったプロジェクト。一年を通して行われる神事だけでなく、霊性の宿る神社内の空間、四季を通じて紡ぎだされる様々な神社の表情、神社を守ってらっしゃる氏子や地域の皆様の様子、それらの記録として撮影された写真群を一つのアルバムにして奉納したもの。

出版・雑誌など

「写真生活手帖 実践編―大切な想い出の残し方」林和美 著「PIE BOOKS(ピエ・ブックス)」(2009年8月)「実践カメラマン講座」編にて、サイド光の作例及び作品の写真と文章掲載。
LOVE LETTERS AT SIXTY -Wife to husband, husband to wife-」(NHK出版2004)訳者 Richard R. F. Ginies (リチャード・ジニエス氏)紹介写真掲載。
雑誌CREA(20068)In Red(20076)ELLE Mariage20096月)、ROSALBA Wedding20096月)にてパトリス・ジュリアンさんユリさん御夫妻の結婚式写真掲載。